こんにちは、ガラシ(@honekko_X)です!
ついにスマホ新料金プラン「ahamo」「povo」「LINEMO」の提供が開始されたね。
4月1日には「Rakuten UN-LIMIT VI」の提供も始まるけど、こう思っている人も多いはず。
あと格安SIMはどうなったの?息してるの?
今回は、スマホの新料金、どれを選べばいいか問題に切り込んでいく。
格安SIMについても、5年ほど使っていた感想も踏まえて述べていく。
新料金どれを選べばいいか迷っている人は参考にしてくれよな!
結論:キャリア系ならどれでもいい
身も蓋もないが、キャリア系(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天)ならぶっちゃけどれでもいい。一応、各社の料金も比較するけど、あまり大差はない。
むしろ面倒くさがって、既存のプランのままにしてしまうのが一番の悪手。
と言うのも既存プランも、引き続き残ることになり、何も手続きしなければ、高額なプランを使い続けることになる。(概ね6,000円〜7,000円)
新料金プランは大体3,000円程度だから、プラン変更することで月の固定費を3,000円近く抑えることができる。とりあえず新料金プランに切り替えるのが得策。
4月1日以降は、多くの回線業者にてMNP転出料が廃止されるので、本格的な検討はその後にゆっくり吟味するのがいいだろう。
キャリア系新料金プラン比較
それでは、各キャリア系の新料金プランをおさらいしておこう。
ざっくり簡単にまとめてので、参考にして欲しい。
<<各キャリア新料金プラン>>
⇨⇨⇨横スクロールできるよ
ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル | |
ブランド | ahamo | povo | LINEMO | Rakuten UN-LIMIT VI |
月額 | 2,970円 | 2,728円 | 2,728円 | 〜1GB 0円 1〜3GB 1,078円 3〜20GB 2,178円 20GB〜 3,278円 |
データ 容量 |
20GB | 20GB | 20GB | 無制限 |
国内通話料金 | 5分無料 | 22円/30秒 (5分かけ放題は、 +550円) |
22円/30秒 (5分かけ放題は、 +550円) |
かけ放題 |
事務 手数料 |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
(2021年3月現在)
各社細かい差異はあるものの、料金的にはどこも似たり寄ったりなプランである。
各社の特徴を見てみよう。
ahamo(ドコモ)
(画像引用元:NTTドコモ公式サイト https://ahamo.com/)
「Simple is the best」
この言葉が一番似合う。特徴は以下のとおり。
・1種類のみの超シンプルなプラン
・国内無料通話が5分ついている
・シンプル故に地味なプラン
今までの複雑かつ意味不明なプランとは打って変わって、シンプルさに全振りしたような神のようなプラン。無駄な判断エネルギーを使いたくなければ、ahamo一択と言っても過言ではない。だが、シンプル故にこれといった特徴の無いプランとなっている。
とはいえ、今までの複雑怪奇な高額なプラン界隈に一石を投じた功績は賞賛に値する。
povo(au)
(画像引用元:KDDI公式サイト https://povo.au.com/)
元祖学割のau。学生の頃はめっちゃお世話になりました。ありがとうau。
・無料通話は追加オプション
・「データ使い放題24時間」などの追加トッピングあり
・通信規格的に海外スマホに弱め
ahamoとは違い、無料通話やデータ使い放題など、ユーザの利用用途に応じた追加トッピングができることが特徴的。うまく使いこなせば、最適な料金を実現することができる。ただし、auは通信規格が独特で海外スマホとの相性が良くない傾向がある。auでスマホを購入していれば問題ないが、スマホを個人輸入しているユーザとしては、避けたいところである。
LINEMO(ソフトバンク)
(画像引用元:ソフトバンク公式サイト https://www.linemo.jp/)
LINEモバイルを吸収したソフトバンクの新プラン。主な特徴は以下のとおり。
・無料通話は追加オプション
・LINE利用によるデータ消費なし(夏からはLINEスタンプも使い放題)
・通信規格的に海外スマホに超強い
auのpovoと同様、無料通話は追加オプションとなっている。だが、LINEMOの場合、LINEのトークや通話(ビデオ通話も)でデータ消費されないため、無料通話が無くても、LINEでどうにかなってしまうのが特徴。また、ソフトバンクの通信規格は海外スマホにめっぽう強く、大体対応しているため、個人輸入しているガジェット好きはソフトバンク一択と言っても差し支えない。
Rakuten UN-LIMIT VI(楽天モバイル)
(画像引用元:楽天モバイル公式サイト https://network.mobile.rakuten.co.jp/)
日本のスマホ代は高すぎる!
で有名な楽天モバイル。主な特徴は以下のとおり。
・データ無制限&通話無制限
・データ消費量により変動する料金(0円〜3,278円)
・まだ提供エリアが狭い
・楽天ポイントによる支払いが可能
・メールアドレスあり(夏予定)
データ無制限&通話無制限、そして1GBまでの利用ならタダ。という、無茶苦茶なプランへと変貌を遂げた楽天モバイル。まだ提供エリアが狭いというデメリットはあるものの、楽天経済圏に住む人間は、契約しておいて間違いはない。ただし、楽天モバイルに重点を置いているせいか、最近楽天ポイントの制度が改悪され続けているのが懸念点。今後も今と同等のサービスを提供し続けられるか要注目。
キャリア系プランのまとめ
各社の新料金プランの特徴を見てきたが、細かい点で差異はあるものの、ahamo、povo、LINEMOの3社に至っては、致命的な点はなく、ぶっちゃけどこでもいいと言うのが感想。楽天モバイルは、その破格な料金プランの引き換えとして、提供エリアの制約を受けてしまうことから、あくまで2台目用やバックアップ用として契約するのが良さそうか。
とりあえず、既存のプランのままといった選択肢は無いため、早々に乗り換えることおすすめする。
格安SIMはどうなった?
キャリア系各社からの新料金プランの発表を受け、阿鼻叫喚となったのが格安SIM界隈。そりゃあ「格安」を謳い文句としていたのに、突然のキャリア系のプラン見直しで「格安」でなくなってしまうから一大事である。
そんな中、格安SIM各社も指を咥えているわけもなく、さらに安い「激安」SIMとして新プランを引っ提げてやってきたので、紹介しよう!
ちなみに今回は、数ある格安SIM各社から2社だけピックアップしたものを紹介する。他の格安SIMは機会があったら、別で紹介します。
そもそも格安SIMってどうなの?
紹介の前に5年ほど格安SIMを使ってきた私が、格安SIMの使い勝手をお伝えしよう。
といっても、伝えることは以下の2つ。
・平日昼(特に12時〜13時)はクソほど遅い
・上記以外キャリア系と何も変わらない
この2点のみである。
平日昼の回線速度は、特に12時〜13時はまじで遅い。Yahooすら開けない時もある。昼休み時間帯以外での利用は何も問題なく、逆にいえば、12時〜13時はあまりスマホを使わないユーザからしたら、デメリットが消えてなくなるのも事実。上記のデメリットを許すことができれば、データ利用量に応じたきめ細やかなプランが用意されている格安SIMをおすすめできる。
格安SIM新料金プラン比較
それでは、格安SIM2社分の新料金プランをおさらいしておこう。
ざっくり簡単にまとめてので、参考にして欲しい。
<<格安SIM新料金プラン>>
⇨⇨⇨横スクロールできるよ
NTTコミュニケーションズ | SONY | |
ブランド | OCNモバイルONE | NUROモバイル |
月額
|
1GB:770円 (770円/1GBあたり) |
3GB:792円 (264円/1GBあたり) |
3GB:990円 (330円/1GBあたり) |
5GB:990円 (198円/1GBあたり) |
|
6GB:1,320円 (220円/1GBあたり) |
8GB:1,485円 (186円/1GBあたり) |
|
10GB:1,760円 (176円/1GBあたり) |
||
対応キャリア | ドコモのみ | ドコモ、au、ソフトバンク |
国内通話料金 | 無料通話なし 11円/30秒 (OCNでんわ利用時) |
無料通話なし 22円/30秒 |
(2021年3月現在、音声付きSIMのみ抜粋)
ざっくりこんな感じである。
キャリア系の新プランは軒並み「20GBまで利用可能!」とあるけど、家にWi-FIあるし、外で動画とか観ないから、そもそも20GBも使わねぇよ!と言ったユーザも少なくないはず。
こういったユーザにこそ、データ利用料に応じたプランが用意されている格安SIMをおすすめできる。
特徴を見ていこう。
OCNモバイルONE(NTTコミュニケーションズ)
(画像引用元:NTTコミュニケーションズ公式サイト https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one.html)
NTTコミュニケーションズが提供するドコモ系の格安SIM。
・データ利用量に応じた4つのプランを用意
・たまにやるセールでスマホが安く買える
・提供回線はドコモのみ
・OCN光とのセットで毎月200円割引
データ利用量(1,3,6,10GB)に応じたプランが用意されており、最安はなんと月額770円。また、たまに開催されるスマホセールで端末が安く買えてしまう。そして、光回線とのセットで毎月200円割引が適用されるなど、もはや利益はあるのか疑いたくなるレベル。
回線はドコモのみの提供だが、普段使いには全く影響ないといっても大丈夫だろう。
NUROモバイル(SONY)
(画像引用元:ソニーネットワークコミュニケーションズ https://mobile.nuro.jp/newplan/)
SONY(正しくはソニーネットワークコミュニケーションズ)が提供する格安SIM。
・データ利用量に応じた3つのプランを用意
・提供回線はトリプルキャリア対応(ドコモ、au、ソフトバンク)
・契約プランに応じて3ヶ月ごとにデータ容量をプレゼント
データ容量(3,5,8GB)に応じたプランが用意されており、最安は月額792円。提供回線はトリプルキャリア対応なので汎用性も高い。5GB以上の契約であれば、3ヶ月ごとにデータ容量がプレゼントされるため、容量不足に陥ることも少ないだろう。
固定費をさらに抑えたいなら格安SIMもおすすめ
格安SIM2社の料金プランも見てきたが、家にWi-Fiがあったり、動画視聴等が少ないなど、20GBのデータ容量を使わないなら、格安SIMの選択もありである。昼休み時間帯が遅いとしても、スマホ料金を1,000円以内に抑えられのは、非常に魅力的なのは言うまでもない。
最後に
今回のスマホ新料金プランへの乗り換えは、必ずやっておいた方がいい。月額3,000円を抑えられる場合、年額にすれば36,000円の節約になる。面倒くさがって、放置していれば大袈裟かもしれないが、今まで通り搾取され続ける人生が待っているだけ。
少しの手間で、生活が改善されるので、本記事をきっかけに新料金プランへの乗り換えを検討してみて欲しい。さらに踏み込んで、格安SIMの検討なんかもしてもらえると嬉しい限りである。
今日はそんなところ。
以上!